ただひたすら新聞紙でゴミ箱を折る

今週だけ週の半ば時間が空いて

絶対に自分のための時間に使おうと

密かに思っていた朝、

母のところに行くと

ゴミ袋がないという。

先日、もうゴミ袋にできる袋がないのよと

言うので、残しておいたお店の袋と

新聞紙で折ったゴミ箱を少し持って行って

いたのです。

もともと普段から、すぐに捨てられるように

自分用に消しゴムカスとか

ちょっとしたテーブルゴミを入れる

広告でゴミ箱を作っています。

それを台所で使うので新聞紙に替えて

作ってみたんです。

先日は、新聞紙は濡れたらだめだから、

と言うので、

ビニー袋に新聞紙のゴミ箱を重ねて

中だけ捨てたら?と私が言ったけど

母は新聞紙は濡れたら…ねえ、

と言っていたのに、今朝になって

新聞紙がいいのよ。と。

簡単な折り方だから

新聞紙持ってくるから、自分で作る?

というと生返事。

はいはい、わかりましたよ。と

心の中でつぶやく。

その後別の話で、小さな諍い勃発。

やっぱりこの人は…と思いながら

もはや諦めの気持ちで母の側を離れ

2階に。

悶々とした気持ちの中、

他にやらなければならないこともあるけれど、

新聞紙を取り出し、

ただひたすらゴミ箱を折る。

ゴミを入れて捨てるだけなのに

端を揃え、よりきれいに折ることに

こだわりながら、黙々と折る。

そうするうちに

ささくれだった心も落ち着いてくる。

そういう時間が好きなんです。

ずっとしていてもいいと思うけど

流石に肩が凝るので

朝刊2日分で止めました。

今度は家用に作ろう。


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