もしも亡き夫だったらどうだったかなと思いながら読み進めてみた

最近ハマっている柿谷美雨さんの小説

主人公の「オヤジ」さんが、無事に定年を

迎え、さあこれからゆっくりと奥さんと

旅行に行ったり楽しもうと考えていたけれど

その奥さんがまさかの「夫源病」。

そしてこれからの時代結婚なんてと考える

同居の娘には呆れられ疎まれる。

こんなはずじゃなかったと思っていた矢先

結婚して別に暮らす息子から孫の保育園の

送迎を頼まれ、そこから紆余曲折しながら

自ら変わって行く「オヤジ」さんのお話

です。

どうなって行くのだろうと一気に

読みました。

ちょうど世代が同じで

夫が元サラリーマン

妻はパートに出るくらいの専業主婦

子供が二人

違うのは小説では娘と息子ですが

うちは娘が二人

上が家に残って下の娘が結婚して出ている

ところは同じ

なので、夫が生きていれば

どうだったかなぁって思いながら

読みました。

それぞれの場面で今の時勢がリアルに

描かれていて

そうそう、と思ったり、

本当にそうなら苦しいなと思ったり。

ちょっと考えさせられる小説です。

読んで見られてはいかがでしょうか。


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